ベビーマッサージとは
■ベビーマッサージとは■
「ベビーマッサージ」という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。
マッサージといっても、セラピストが皆様の赤ちゃん・お子様に触れマッサージを行うわけではございません。
ベビーマッサージとは、私たち大人が受けるマッサージとは違い、皆様がご自身の手で直接、赤ちゃん・お子様のに触れ、マッサージを行うことです。
子どもとの肌のコミュニケーションで、子どもも親も多くのプラスの効果があるのです。
『皮脳同根』(ひのうどうこん)という言葉をご存知ですか?
皮膚(肌)と脳は同じ根を持つという意味です。私たち人間は母親の胎内でたった1つの受精卵から分裂を繰り返し人として誕生します。受精卵が分裂を始めた初期段階で受精卵が分裂を始めた初期段階で「内胚葉」「中胚葉」「外胚葉」と呼ばれる三つの層に分かれます。
わかりやすく例えるなら卵の『黄身』=内胚葉・『白身』=中胚葉・『殻』=外胚葉です。
・内胚葉: 主に内臓になる
・中胚葉: 骨や筋肉になる
・外胚葉: 主に表皮(皮膚の一番外側)が、脳神経組織になる
皮膚と神経は同じ根源である『外胚葉』の部分が分裂し、形成された組織であります。人になる一番最初の時点で、皮膚と脳は同じ根っこから作られているんです。
これを聞くと、脳に受けたストレスが肌に影響して、肌荒れなどに出ている…と言われていることも頷けます。
『肌は心の鏡』『皮膚は第2の脳』とも言います。
「タッチセラピー」といわれるように、子どもの肌に優しく触れたり、軽くマッサージしてあげることで、脳からオキシトシンと呼ばれる幸福ホルモンが分泌され、イライラや怒り、悲しみの感情を和らげることができます。
ベビーマッサージによって、子どもだけでなく、親も幸せを感じられるんです。
人の肌に触れるということは、その人の心に触れるということ。
子どもと肌のコミュニケーションを通して、心に触れ、親子の絆を深めたり、信頼関係を強くし、お互いが幸せを感じられることを願います。